ロングポンド 2007 15年 トロピカルエイジング
ramu「SEEK THE ULTIMATE」のテーマを礎に、ヘヴィー、エステリー、トロピカルエイジング、残酷なまでに妥協を許さず厳選した究極のシングルカスク・ラムがTHE ULTIMATE SPIRITSの最新シリーズ「REQUIEM」。
今回のリリースは第4章に続く“ANECDOTE(逸話)”となり、三度、1753年からラムをつくり続けてきたジャマイカの老舗蒸留所ロングポンドであるが、Ive Trewlany Potと呼ばれるエステル値120の原酒でかつてはワーシーパーク蒸溜所が仕込んでいたという“逸話”も興味深い。
ロングポンド蒸溜所は2012年にダンダー(蒸溜廃液)の貯蔵タンクの不具合で一時期は生産休止状態であり、2017年から生産が再開されたと言われているが、閉鎖前の原酒は今後より貴重な原酒になる。
世界で最もヘヴィーでエステリーなラムを生み出すジャマイカ。極めて高濃度なエステルの香味、ドライフルーツとソルベント系果実の香味が亜熱帯のトロピカルエイジングにより密接に絡み合う。複雑な熟成感とボディも魅力的な1本。
テイスティングコメント
香り:力強いエナメル香、テレビンオイル、磨き上げたアンティーク家具、乾燥茶葉、タバコ。奥からゆっくりとドライオレンジやベルガモットが現れる。
味わい:熟したパイナップル、ドライアプリコット、バブルガム、黒密飴、ドライデーツや発酵したココナッツジュース、黒オリーブの塩水漬け、ミントティー。ドライでヘヴィー、そしてオイリーな口当たり。
フィニッシュ:ダージリン紅茶、バナナの渋皮、煮リンゴ、熟した洋梨、ホットスパイス、タール、ややスモーキー、非常に長く続く。
コメント:極めて高濃度なエステルの香味、ドライフルーツとソルベント系果実の香味が亜熱帯のトロピカルエイジングにより密接に絡み合う。複雑な熟成感とボディも魅力的な1本。
※化粧箱・瓶・ラベルに傷や凹み、擦れ跡、よれがある場合がございます。
内容量:700ml
アルコール分:66.6%
カスクタイプ: