とても古いモルトの場合、私たちは通常、セカンドフィルのオロロソを好みます。それは樽から長くゆっくりと影響を受けたほうが良いと信じているからです。ですが今回の場合、94 ヶ月という非常に長い期間のフィニッシュを経て、このウイスキーは完璧になりました。

明らかにワインっぽいですが、もっとレザー感があり、ダークチョコレートとコーヒーの香りで、軽いフルーティーさや晴れやかな感じはりません。 最初の一口から。とてもドライで渋みがあり、土っぽい味わいに、オレンジピールの香りが大きく広がり、少
しトースト、そしてスモーキーな英国のパイプタバコの香りが漂います。 一滴加水するだけで、濃いレザーような香りが消え、より多くの甘みとフルーティーさが現れます。 スパイシーでドライな特徴は、とても活き活きとしたフィナーレでさらに強くなり、燃えるような渋みも増します。